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【ちんちん・膣にブツブツや水ぶくれ】性器ヘルペスの症状や感染経路と治療手順

2022 10/19
【ちんちん・膣にブツブツや水ぶくれ】性器ヘルペスの症状や感染経路と治療手順

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わざわざ当記事をみてくれているということは恐らく……

ちんちん(またはビラビラ周辺)に赤いブツブツや水ぶくれができて痛痒い!
単なるデリケートゾーンのかぶれ、皮膚炎とは違う…もしかしたら性病?

など突然あらわれたちんちんのブツブツや水ぶくれが不安になり、『これって性病なの!?』と調べている真っ最中でしたね!
正直、これだけでは病名を特定するのは厳しいかもしれませんが、けっこうな確率で性器ヘルペスに感染している可能性……です。

ここでは、数ある性感染症の中でも、クラミジアや淋病とならび感染者の多い性病、性器ヘルペス口唇ヘルペスについて超わかりやすく解説しています。

因みに性器ヘルペスの主な特長は

  1. セックスやフェラ、クンリニングスといったオーラルで簡単に感染する
  2. いったん性器ヘルペスに感染すると、症状はおさまるものの、ずっと持続感染し続ける

という自然治癒したかにみえて体内でウイルスは再発のタイミングを狙っている…ここがいちばん厄介な部分といえるでしょう。
まずは感染の有無をハッキリさせることが先決!クリニックと違い簡易検査キットなら、対象項目を性器ヘルペスに絞り込めば検査費用をグッと安くおさえることも可能ですよ。

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そもそも性器ヘルペスとはどんな性病(性感染症)?

性器ヘルペスの主な特徴や症状は以下のとおり。

 感染経路 性器ヘルペス感染者とのセックス、オーラル(ただし6割は症状が出ない)
 特徴 単純ヘルペスウィルスによって引き起こされるウィルス感染症で陰茎や外陰周辺のむず痒さ、赤いブツブツを伴う
 潜伏期間 3日~7日間
 症状 陰部周辺に赤いぶつぶつ 水泡(水ぶくれ)が破れて強い痛みが生じる 太もものリンパ節に強い痛みが生じる
 治療法と治療期間 抗ヘルペスウィルス薬の服用や点滴のより約3週間程度で症状は落ち着く(ただし重症の場合は入院の場合もあり)

発症すると陰茎や外陰周辺のむず痒さ、赤いブツブツを伴う性器ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスによって引き起こされるウィルス感染症の1つ。
以下の厚生労働省のデータを元にしたグラフをご覧の通り、クラミジアに次いで感染者の多い性感染症とされています。

自覚症状の無いヘルペスウイルス感染者が知らずに拡散!

ヘルペスの中には大きく分けて、唇や顔面など上半身に症状が出る口唇ヘルペス、そして下半身に症状が出る性器ヘルペスがあります。ちなみに感染者の報告者数をまとめたグラフは以下となります。参考までに。

数年前にやや減少傾向がみられましたが、その後はジワリジワリと感染者数が増加しています。これらは若い世代のオーラルセックスの一般化が大きく影響しているのかもしれません。

性器ヘルペスに感染したものの発症しないケースも多い!

ちなみに性器ヘルペスに感染して発症した場合・・・

  • しばらくすると水泡(水ぶくれ)が破れて強い痛みが生じます。また太もものリンパ節に強い痛みが生じることも。
  • とくに初感染で重症の性器ヘルペスの場合、リンパ節が痛んで歩けないほど重症の方もいます。

個人差が大きいですが要注意の性感染症のひとつですね。

一方で性器ヘルペスに感染したものの、約6~7割程度の方は症状が出ません。つまり発症しない方が半数以上という特徴もあります。

そのため、本人が自覚せずにセックスやオーラルセックスで他人を感染させてしまうことがあります。そういった意味では周囲に拡散しやすい性感染症の1つですね。

一度感染すると持続感染のため発症待ち状態!厄介な性器ヘルペスの特徴

性器ヘルペスに感染した場合、まずは陰部周辺に赤いぶつぶつや水泡、水ぶくれができます。

また一度感染した場合、ウィルスが体内に住み着いてしまうのもヘルペス・ウィルスの特徴で、症状がおさまったところで完全に治ることはありません。

体内に潜んでいるヘルペスウィルスは、免疫力が低下したタイミングで一気に活発化して暴れだし、再び赤いぶつぶつや水ぶくれを作ります。

こういった持続感染の状態が続くため、数ある性感染症の中でも非常に厄介なものの1つだと考えられています。

とくに初観戦の症状は発熱、頭痛、筋肉痛、性器の過敏症が主な特徴です。同時に性器に赤いぶつぶつや痛みを伴う水泡ができ始め、最終的に水ぶくれが破れることで激しい痛みが生じます。

性器ヘルペスは感染者の約6割が気づかない!

他の性感染症と違い、性器ヘルペスの場合、感染者の約60%程度には症状が出ません。または症状が軽微なために自覚できません。

そもそも性器ヘルペスに対しての抵抗力のある方、性器ヘルペスウィルスの型が少なかったこと、または他の型を持っているため、すでに免疫力がある方もいます。

そのため感染していることに気づかず、パートナーとのセックスやフェラチオ、クンニリングスを繰り返し周囲を感染させるパターンが多いので要注意ですよ!

性器ヘルペスの具体的な症状

女性が性器ヘルペスにかかった場合、外陰と膣の入り口に赤いぶつぶつや水ぶくれが現れます。

一方、男性が性器ヘルペスにかかった場合、水ぶくれは主にペニス周囲にできます。

不思議と陰嚢というパターンは少なく、一旦尿道にウィルスが入ってしまうと排尿が困難になります

また男性の方が「症状が軽いが再発もしやすい」というのが男性の性器ヘルペスの特徴といえます。

初感染と再発では大きく症状が違う!

初めて単純ヘルペスに感染した方は、何度も再発されている方に比べ症状が強いのが特徴。

初感染者の場合、陰部に痒みや不快感が現れ一定期間が経過すると、激しい痛みにかわり始めます。

その後水ぶくれがが増殖し、ひどい場合は歩行や排尿ができなくなってしまい入院するケースも稀にみられます。

また初感染の急性型性器ヘルペスの場合、発熱や頭痛もひどく、尿道に広がり尿道炎に発展するケースもあるので早期に医師を受診されることをおすすめします。

初感染した場合の性器ヘルペスの症状

まずセックス(オーラルセックス含む)により感染して、通常は約2~10日間程度で発症します。以下が初感染の典型的な症状となります。

  • 最初はむず痒くヒリヒリ、灼熱感、軽い痛みを感じる(再発型の方であればこの時点でヘルペスが暴れ出した気がする・・・と感覚的に気づくケースが多い)
  • その後、患部に赤いブツブツが現れ水ぶくれに発展
  • しばらくすると水泡が破れ激しい痛みに・・・という流れになります。

ちなみに管理人もヘルペス歴は20年以上ですが、発症すると本当に憂鬱な気持ちなりますよ。

再発型の性器ヘルペスの症状

初感染の性器ヘルペスが治った後、再び症状が現れることを再発型の性器ヘルペスと呼びます。

そもそもいちどヘルペスウィルスが体内に棲みつくと、残念ながらずっと完治することはできません。

様々な原因によって体の奥に潜んでいたヘルペスウィルスが暴れ出すことで、再び性器ヘルペスの症状を引き起こします。

おもに疲労、月経、病気、妊娠といった体力が落ちたタイミング、免疫力が下がった頃に再発しやすいのも特徴です。

再発型は症状は軽減される

初感染の急性型性器ヘルペスにくらべ、再発型は症状が軽く、再発の回数を重ねるたびにしだいに弱まっていく傾向が見られます。

またできるタイミングや予兆・前触れを事前に察知できるようになってきます。今では市販の抗ウイルス薬も数多く販売されています。
水疱やブツブツができる前に塗り込むことで症状を軽減できるのでお勧めです。

症状のでているタイミングは感染力が強い!性器ヘルペスの感染経路

一度体内に棲みつくと根本的に治すことのできないヘルペスウィルスは、非常に厄介なウィルスな反面、普段は体内でおとなしくしています。

そのため、ブツブツや水泡のない状態でのセックスやオーラルセックスでは、そう簡単にパートナーに移ることはありません。その点はご安心ください。

ですが一度免疫力が低下して、ヘルペスウィルスが暴れ出すと途端に水ぶくれや潰瘍を作ります。もちろんこのタイミングでセックスすれば簡単にヘルペスウィルスは相手に感染します。

赤いブツブツや水ぶくれといった症状の現れたタイミングでセックスを行うことはもちろん、口唇ヘルペスの方とのディープキスや、フェラチオクンニリングスでも簡単に感染します。

いずれにせよ症状の改善が見られるまでは、極力オーラルも含めてセックスは避けて下さい。もちろん粘膜を経由してウイルスは侵入します。素股でも感染するので厳禁です!

性器→口唇、口唇→性器と感染経路が複雑なヘルペス・ウイルス

現代のように生フェラやクンニリングスといったオーラルセックスが一般化した結果、口唇ヘルペスのウィルスが性器に感染したり、性器ヘルペスウィルスが口腔内に感染する例が急増しています。

中には単なる口内炎と放置していたものが、フェラチオによってパートナーの性器から侵入したウィルスであった…というケースも頻発しています。

怪しい相手とのオーラルセックスを避けることはもちろん、大切なパートナーとの間でも極力コンドームを着用しておくことをお勧めします。

再発の予兆や前触れを感じたら周囲に感染させない配慮を!

いずれにせよ過去に一度でもヘルペスの症状がを経験した方は、ヘルペスの兆候や陰部の知覚過敏、違和感がみられた場合、一定期間内はセックスはもちろんディープキスとも避けておきましょう。

性器ヘルペスの検査と治療、血液検査と抗ウィルス剤

性器ヘルペスに感染しているかどうかは、ブツブツや水泡から分泌物を採取して、ウィルスの有無を調べる方法、または血液検査でヘルペスウィルス抗体を調べることではっきりします。

性器ヘルペスの治療方法は、主に抗ウィルス剤の服用や点滴となります。

とくに初感染の方で重症の場合、まれに入院して点滴等で治療するケースもありますが、たいていは抗ヘルペスウィルス薬で治療できます。

しっかり治療を行うことで約1週間程度で症状は収まります。

また症状がおさまるという視点でいえば、薬の内服とを行わずとも約3週間程度で症状は落ち着いてきます。

よって再発型のヘルペスで症状が比較的軽い場合はとくに薬の内服による治療は不要です。約1~3週間程度できれいになるのが一般的です。

性器ヘルペスに感染しやすいタイプ、予防と再発防止のポイント

これは性器ヘルペスの予防に限った話ではありませんが・・・

  • 不特定多数のパートナーとセックスを繰り返す
  • 行きずりの相手とセックスをする
  • コンドームを使用せず生フェラや生挿入を行う

こういったスタイルの方は性器ヘルペスに感染する可能性も高く、かなりの確率で既に自覚症状はなくても感染しているのではないでしょうか。

またすでに性器ヘルペスに感染している場合、当然のことですが症状が出ている間はセックスは不可能ですから覚悟しておきましょう。

やりたい気持ちも分からなくもありませんが、破れた水泡が消えて症状が落ち着くまでは感染力もマックスです。フェラやクンリニングス、素股・・・あらゆる性行為は我慢してください

また症状が落ち着いてもパートナーが感染していない場合、できるだけコンドームを着用して感染リスクを少しでも減らしてください。パートナーと楽しくセックスライフを続けるためにも配慮をしておきましょう。

残念ながらコンドームに覆われていない部分にもヘルペスウイルスが潜伏している可能性も否定できません。またディープキス程度でも感染することもあります。

なので完全に感染を予防できるとはいいきれませんが、正しい装着方法でしっかりをコンドームを利用してください。以下に正しいコンドーム着用方法を添付しておきます。

男性はもちろん女子も現場で挿入前に確認するためにチェックしておきましょう!

性器ヘルペスを予防、感染しても再発させないために!

ちょっと話はそれますが、以下のグラフをご覧ください。

このように、20代~60代の男女のセックス・パートナーについてのデータをみるかぎり、男性の約3割弱、女性の2割弱が何らかのカタチで複数のパートナーとセックスを継続していることがわかります。

中にはお互いにカミングアウトして体のお付き合いと割り切っている方もいるでしょうが、パートナーに告げていない方も多いはずです。

性器ヘルペスのように感染しても自覚症状が少ない性病(性感染症)、こういった状況で知らず知らずに自分が感染源になっている…というのがもっとも厄介な部分なのです。いくら信頼しているパートナーでも感染している可能性はゼロでもありません。

ヘルペス・ウイルスは感染経路がセックスだけに限らない…

仮にパートナーが性器ヘルペスに感染していた場合、
過去に乱れた性生活を送っていたのか・・・?と不安になる方もおられるかもしれませんが、ヘルペスの場合はそう決めつけこともできません。

 

もしかしたら自覚症状のない自分も感染している上に、自分がパートナーに感染させた可能性もあれば、幼少期に親から感染しているケースもあります。残念ながら特定できないケースが大半なのです。

持続感染のヘルペス・ウイルスと上手く付き合い、感染させない!発症させない!

いずれにせよ一度でも感染した場合、ヘルペスウィルスは体に住み続けます。少しでも症状が出ないように体調管理に努めることが上手く付き合うポイントです。

なるべく過労や睡眠不足のようなストレスの溜まる生活スタイルを見直しましょう。免疫力の低下は性器ヘルペスも口唇ヘルペスも絶好の発症タイミングですから。

再発と他人を感染させないためにも…

またむず痒さやピリピリとした違和感といったヘルペスの兆候が見られる場合、その前後はできるだけセックスは避け、仮に行う場合も必ずコンドームを使用しましょう。

  • 症状に関係なく過去に感染した場合、できるだけコンドームを着用する
  • 唇周辺に違和感や熱っぽさといったヘルペスの兆候がみられる場合、フェラチオやクンニリングスは控える

という部分を徹底しましょう!

他の性感染症と違い、性器ヘルペスも口唇ヘルペスも抗ヘルペス薬を用いることで短期間に痛みや不快感は解消されます。

とはいえ陰部に赤いブツブツや水泡、潰瘍といった場合、ヘルペスの仕業でなくクラミジアや淋病、カンジダ膣炎、梅毒といった性感染症の可能性もゼロではありません。

まずはへるぺなのかどうかの見極めが肝心ですね。
自己診断で勝手に性器ヘルペスと決めつけずに、できれば今後のセックスライフのためにもパートナーと一緒にSTD検査を受けてみることをおすすめします。

郵送タイプの簡易検査キットで、ヘルペスの項目に絞って受ければ、そう費用は高くありません。1日も早く確認して必要なら治療を開始しておきましょう!

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  • 感染症・予防接種相談窓口 
    厚生労働省が業務委託している外部の民間会社により運営されている感染症・予防接種相談窓口では、性感染症、その他感染症全般について相談に受け付けています。すぐにクリニッを受診できない方、症状について不安のある方はぜひご利用ください。

    電話番号:03-5276-9337【午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く)】

    出典:厚生労働省「性感染症について」

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