ここ数年、結婚前、または本格的なお付き合いを始める前にブライダルチェックを行うカップルが急増中!
ブライダルチェックとは、ざっくり言うと結婚を控えた女性を対象にした婦人科検診のこと。
女性がHIV(エイズ)・クラミジア・カンジタ・梅毒といった主要な感染症、または子宮頸がんや卵巣腫瘍など、妊娠~出産に深刻な影響を与える疾患を、結婚前に調べておくための任意の検査を指します。
要するに
- 妊娠可能なカラダなのか?
- 何らかの性病(性感染症)にかかっていないか?
という部分を事前にチェックし、結婚前に早めに対処することを目的としています。
そんなブライダルチェックですが、最近では一緒に男性も受けるケースが主流となりつつあります。
そもそも女性だけがブライダルチェックを受けたところで、男性が性病(性感染症)にかかっていれば女性に感染するのは必至。性病がきっかけで不妊の原因になるケースもあれば、妊娠して胎児に影響を及ぼすこともあります。
そこで今回、
- ブライダルチェックってやっぱみんな受けるものなの?
- ブライダルチェックってどのくらい費用がかかるの?
- そもそもブライダルチェック受けておかないとどうなるの?
というユーザーさんにむけて、ブライダルチェックの必要性、かかる費用、主な検査方法など、徹底的に調べてみました。
結論からいいますと、多少の出費にはなりますが婚約時はもちろん、結婚を前提に大人の男女としてのお付き合いに発展しそうな場合、二人揃って受けておくのがオススメ!
今ならクリニックに揃って出向かずとも、自宅やホテルで簡単にチェックできる低価格のブライダルチェックのキットも多数販売されています。
本当にあっという間に検査できます。じっくり検討して自分の希望にあった検査キットを見つけてみましょう!
どのくらいの人がブライダルチェックを行うの?
まず今回のブライダルチェック。
日本国内において、どの程度のカップルやご夫婦が実施しているのでしょうか?
この部分、残念ながらハッキリとして数字のデータは見つかりませんでしたが、あるクリニックが20~30代の女性を対象に行ったアンケートのよると
結婚が決まったらブライダルチェックを行いたい!という回答者が8割程度ということ。
じっさいにすべての女性がブライダルチェックを行っているわけでもありません。
ただ相当数のカップルが結婚前に実施している、または検討している…ということが分かりますね。
最近では不妊や不妊治療に対する考え方の違いから、結婚後に徐々に心が離れてしまうご夫婦も多く、そういったリスクを事前に知る意味でも非常に価値のある検査といえます。
とくに結婚後、早い時期に子供が欲しい!という方にとって、必須の検査なんです!
結婚後に性病が発覚して大問題になるご夫婦も…
また不妊だけの面でなく、性病や各種の感染症を知る意味でもブライダルチェックは有効な手段。
とくに感染率の高い国内の性病(性感染症)のトップ2であるクラミジア感染症、淋病などは、女性などとくに自覚症状がありません。
結果、ブライダルチェックを行わずにご結婚され、感染に気づかないまま新婚生活に突入される方もいます。
その場合、ご想像の通り、まず間違いなくパートナーを感染させます。
しっかり治療を行えば10日程度というクラミジア感染症ですが、放置し続けると不妊症や子宮外妊娠、母子感染のきっかけとなります。
ブライダルチェックではどんな性病(性感染症)がわかるの?
ではじっさいにブライダルチェックを行うことでどんな性病(性感染症)を知ることができるのでしょうか?
ここでは発覚して大問題につながりやすい、性病(性感染症)にフォーカスしてまとめておきます。
検査機関や検査方法にもよりますが、基本的にブライダルチェックの対象となる代表的な性病(性感染症)は以下のような感じです。
ブライダルチェックでチェックできる性病(性感染症)
HIV感染症・梅毒・淋菌感染症(性器と咽頭)・クラミジア感染症(性器と咽頭)・マイコプラズマ感染症(性器と咽頭)・ウレアプラズマ感染症(性器と咽頭)・性器ペルペス・カンジダ症・B型肝炎・C型肝炎・HPV(低リスク)・HPV(高リスク)・一般細菌(尿)など。
なぜブライダルチェックが必要なんだろう?
ブライダルチェックについて、ここまで基本的な部分はお伝えしました。
ですがぶっちゃけ・・・
『ブライダルチェックって絶対に必要なの?』
とか
『何も症状がでていないのに、わざわざ性病検査とかって大袈裟じゃない!?』
と考える方もけっこう多いのではないでしょうか?
たしかに絶対に受けるべき検査かといいますと、絶対に必要な検査というわけではありません。
最終的には妊娠が発覚すれば女性の場合、産婦人科でブライダルチェック同等の検査をかならず行います。
また女性がパートナーの男性にブライダルチェックを誘ってみたところ、後ろめたさがあるのか、激怒した・・・なんて話もあります。
ただ性病(性感染症)の中にはクラミジアや淋菌感染症のような
- 自覚症状が少ないもの(とくに女性だとほぼ自覚症状が無いものも多い)
- また潜伏期間が長く忘れた頃に発症する性病もあります。
こんなタイプの性病も多く、厄介なことに、女性なら子宮や卵巣、男性なら睾丸や前立腺などを併発させます。
それどころか、早期に治療を行わなかったことが原因となって不妊症になるケースさえ少なくありません。
なので結婚やお付き合いを何かの節目と考えて、念のため、イベントとして二人で受けてみるのがいいと思います!
男性にとってブライダルチェックが必要な理由
過去にクラミジアや淋菌感染症になった男性の場合、稀に精路に炎症が生じて無精子症につながることも。
女性より自覚症状がでやすいクラミジアや淋菌感染症ですが、約半数は自覚症状が出ない、または少ないので本人も気づいていないケースもある
女性にとってブライダルチェックが必要な理由
女性がクラミジアや淋菌感染症に感染した場合、約8割の方に自覚症状が無いため、本人も気づかずに性病(性感染症)の感染源となってパートナーにうつしているケースも
また放置すると流産しやすい体質、または本格的な不妊症に進行していまうケースも。そもそも妊娠しない限り産婦人科で検査することもありません。
また今、お付き合いの男性の前のパートナーから感染している可能性も・・・。
ブライダルチェックにかかる費用は?
ではここからはブライダルチェックにかかる費用・各検査方法のざっくりとした料金についてまとめておきます。
まず真っ先に思いつく病院やクリニックでのブライダルチェック。
この場合、検査を受けるクリニックによって検査項目も変われば料金も違ってきます。
あくまでざっくりとした平均の料金となりますが、たいていの場合は2万~4万円という価格帯が大半です。
単なる検査なのにちょっと高くない?
という方もいるかと思いますが、残念ながらブライダルチェックには健康保険が適用されません。よって少々割高な料金となってしまいます。
比較的、お手頃な郵送タイプのブライダルチェック(簡易検査キット)
一方、郵送タイプのブライダルチェックの場合、男女ペアセットで2~4万円が価格帯の中心となります。
もちろん郵送タイプの場合も、検査項目や販売会社によって微妙に設定価格も違うため、あくまでざっくりとした料金となります。
ただ代金には採取した検体の返送料・検査料・結果送付料などいっさいがっさいがすべて含まれています。
病院やクリニックに足を運ぶための費用や手間もかからないので、お値段以上にお得感は強い気がします。
安心なら7~9項目、コスパ重視なら3~4項目という手も!
とりあえず気になる性病(性感染症)だけでも・・・という場合、ピンポイントで性病(性感染症)の項目を絞り込んで検査すれば、予想以上に安くなります。
病院やクリニックと違い、自分にあったプランを選べるのも郵送タイプの検査キットのメリットですね。
参考までにブライダルチェック専用のキットを用意している販売会社を以下の掲載しておきます。しっかりと項目と価格を比較して判断してくださいね。
ブライダルチェック専用の検査キットのある販売会社と料金比較
販売会社 | 検査キット | 検査キットの価格 |
---|---|---|
GME医学検査研究所 | 性病検査6項目+のど2項目男女ペアセット
(エイズ・梅毒・性器クラミジア・性器淋菌(淋病)・トリコモナス・カンジダ・のどクラミジア・のど淋菌) |
24,510( ローコストタイプ ) |
ふじメディカル | カップル専用 スタンダードフルセット (男女9項目1セットずつ) |
23,000円 |
さくら検査研究所 | ブライダルチェック ペア (B型肝炎/C型肝炎/HIV/梅毒/淋菌/トリコモナス/カンジダ/クラミジア/咽頭淋菌/咽頭クラミジア) |
38,000円 |
ブライダルチェックは病院と性病検査キットどっちがいい?
ではブライダルチェックの各検査方法の費用の違いを知った上で、ぶっちゃけどちらがおすすめなのか?
という部分を考えてみましょう。
まず病院やクリニックと郵送タイプの性病検査キットでは、根本的に検査方法が違います。
病院やクリニックの場合、多少は検査比較が高い上に、足を運ぶ手間や費用はかかりますが、いざ検査が始まれば完全にお任せで検査が終了します。
とにかく面倒なのは嫌!多少の予算の違いなら楽な方がいい・・・そんな方におすすめです。
一方、スマホやネットから簡単に申込みできて自宅に検査キットが配送される郵送タイプのブライダルチェックは、費用が安く自宅でできるのは嬉しいですが、検査そのものを自分で行う必要があります。
この部分が大きく違いますね!
もちろん同梱されている手順書をみればまったく難しい作業もないですし、アフターフォローも万全なので不安ならいつでも問い合わせ可能です。
なので予算を安く、病院やクリニックに足を運ぶ時間がとれない・・・という方におすすめの検査方法。
また病院やクリニックの場合、誰かに出会ったり何らかの書類が届き、運悪く誰かにバレるケースもあるので、バレずにブライダルチェックをしたい方もこちらがおすすめだと思います。
基本的に郵送タイプでも病院やクリニックでも検査そのものを行うのは専門のラボ・・・なので精度には大差ありません、ご安心ください。
しっかりと項目を絞れば病院やクリニックの半額程度で検査が可能な郵送タイプが最近では人気が集中しているようです!
ブライダルチェックはするべき?
といった感じで、上手に検査項目を絞って郵送タイプのブライダルチェックを利用することで予想以上にお手頃な価格で検査ができます。
中には、そもそもブライダルチェックってするべきなの?という方もいるでしょう。
ですが結果からいいますと、絶対にやっておくべき!だと思います。
その辺りについてご説明しておきます。
近年、利用者の増えているブライダルチェックによる性病検査ですが、じっさいには検査を受けたカップルの約10~20%に何らかの性病(性感染症)の感染が認められています。
つまりブライダルチェックを実施した10人に1~2が性病(性感染症)に感染していたのです。大半は自覚症状がなく、陽性という結果に愕然とするようです。
当サイトでは何度もお伝えしますが、性病(性感染症)の中にはクラミジアや淋菌感染症のような自覚症状が無いものもあります。
また風俗や素人相手に乱れたセックスをせずとも、セックス以外の感染経路でうつる性病(性感染症)も幾つもあります。
結婚後、安心してセックスを続けるため、また妊娠~出産時に発覚し、慌てて対応せずに済むよう、ブライダルチェックで早期発見されておくことをおすすめします。
ブライダルチェックのメリット
1.不妊症の予防
クラミジアや淋菌感染症のような子宮頚部に感染して炎症を起こすタイプの性病(性感染症)の場合、放置したままだと不妊症につながる可能性が高まります。

このグラフをご覧のとおり、クラミジアや淋菌感染症は主要な性病(性感染症)の中でも感染者が多く感染力も非常に高い性病です。
一度のセックスでクラミジアは約5割、淋菌感染症なら約3割の確率で感染します。自分が感染源になっているケースもあるので事前に知るためにブライダルチェックが有効です。
2.同時に受けることで浮気防止に!
お二人揃ってブライダルチェックを受ける場合、現時点での感染の有無が否応なく確認されます。
つまり現時点で感染が無い場合、それ以降に何らかの性病(性感染症)に感染した場合の言い訳が成立しません。
もちろん自分の浮気もできないことになりますが、同時にパートナーの浮気や外でのセックスを防止する抑止力ともなります。
3.セックスに集中できる!
お互いに性病(性感染症)の不安を抱えた状態でおこなうセックスでは本当のオーガズムは迎えられません!
相手も自分も100%、性病(性感染症)の心配がない・・・という安心感の中で行うセックスこそ本当に気持ちいいセックスではないでしょうか。
ブライダルチェックの最大のメリットは、管理人としては、性病(性感染症)の不安なくセックスに集中できるという部分だと実感しています!
ブライダルチェックを実施すべき時期とタイミング
ではじっさいにブライダルチェックを受けることは決めた!
じゃブライダルチェックを受けるなら、どのタイミングがベストなのか?
この部分について考えてみます。
基本的にいつ頃うけるべきなのかという決まりはありませんが、結婚前に受ける場合、式から遡って3~4ヶ月前くらいの余裕を持ちたいところです。
ちなみに各性病(性感染症)の潜伏期間や検査可能期間については以下の記事をご覧ください。
HIVは発見できないケースもあるので再検査を!
HIVウイルスの場合、感染後1ヶ月後でも抗原抗体検査をすることができますが、完全に潜伏期間内・・・。
潜伏期間に個人差も大きく、発症までの期間の長いHIVウイルスの場合、万一のことを考えて、2~3ヶ月空けてもう一度検査をしておきましょう。
ブライダルチェックはお互いの状態を知るための検査!深刻に考える必要ありません!
女性の中にはブライダルチェックについて深刻に捉えている方も多いようですが、基本的には単なる体調をみるための検査です。
過剰に深刻に考える必要はないと思いますよ。中にはパートナーを説得できるかな・・・という方もいますが、後ろめたい行動が無いならば、ブライダルチェックを拒絶する必要もありません。
もしブライダルチェックを避けるようなら、性病(性感染症)以前に何か問題行動があるのかもしれません。
管理人の時もそうでしたが「せっかくだしいい機会だからやってみよっか?」という軽いノリでいいと思いますよ。
ハッキリと性病(性感染症)の症状がでていない限り、普通の人は検査なんて受けません。だからちょうどいい機会だと思って受けてみるといいです。
仮に何らかの性病(性感染症)が発覚した場合、もちろん問題勃発となりますが、それは後で発覚しても同じこと。
しっかりと二人で話し合い、理解し合えば解決できます。二人の距離がつまる良いチャンスかもしれません。
また妊娠する前に病気を知っておくことで、ある程度は対処できるケースもあります。
売れ筋ブライダルチェックのキットは以下のエントリーを参考にしてみて下さい!
100%安心な相手とのセックスは興奮しますよ!
多少の出費とはなりますが、早期に感染症を発見すれば治療も早く開始できて治療期間も短くなります、治療費そのものが安くなるはずです。
管理人の経験上、ブライダルチェックでお互いの状態を確認してからのセックスはむちゃくちゃ興奮した記憶があります!ぜひおすすめします!